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Art Collective Statement

Post Passion Fruits(ポスト・パッション・フルーツ、以下ポスパ)とは、故郷とメタバースを拠点とする、共同体についての思考、表現、運動を実践するために作られたアート・コレクティブです。ポスパは2020年に始動し、現在に至るまで集団としてのクローズド性とオープン性を行き来し、ケアとセキュリティを調整しながら、その活動範囲を徐々に広げてきました。

ポスパにおける共同体とは、個人(主体)と群れ(身体)を往復する、相互作用的なエネルギーから生まれる運動体のことを指します。エネルギーの諸形態としてはバイオリズム、イデオロギー、経済圏など多種多様な形態を取りますが、共同体はそのような仮固定と継続を繰り返しながら、流動的に運動し続けます。我々はむしろ多様な孤独を生きるために群れるのであって、普遍的な連帯を生きるために群れるのではありません。

このような前提の元で、ポスパが故郷とメタバースを拠点とするのは、これらの場が我々の自我を構成する原風景と深く関わっているからです。故郷とは生まれ育った場所のことを指し、メタバースとは3DCG技術により制作された実質空間のことを指します。前者は実在する場であるとともに、人間の記憶の中に存在する風景でもあります。一方で後者は宇宙を入力とした人間の記憶や発想を元に再構築された場であり、私的な脳内空間が反映された風景です。故郷もメタバースも我々の断片化された記憶や発想の原風景を露呈させる場として捉えた場合、これらの場を出発点として探索、交流、再構築することで、共同体としての土台となる領土を築くことができると考えました。

ポスパの生態系は、没入と失踪というモデルで説明することができます。没入とは個人や群れがある特定の時空間においてコミットメントする(リアリティを獲得する)ことを指し、失踪とは逆にデタッチメントする(リアリティを喪失する)ことを指します。そもそも共同体における生態系は、個人や群れがある特定の時空間に対して、没入と失踪を繰り返すことで存在しています。ここで問題になるのが、共同体に対する没入度を極限まで高めればカルトになり、失踪度を極限まで高めれば集団として成立しないというジレンマがあることです。

この問題を解決するため、ポスパの運営にはEcosystem Administrator(エコシステム・アドミニストレータ、生態系管理人、以下EA)とSpacetime Administrator(スペースタイム・アドミニストレータ、時空間管理人、以下SA)と呼ばれる二つの役割が作られました。ポスパの運営において、EAは主に共同体における生態系を、SAは主に独立した時空間を管理する存在として、これらのSF的な役割が定義されています。これらの役割は権力を拒絶することではなく、分散しながらも引き受けることで、「いま、ここ」のタイムラインとスペースにおける、相互評価のゲームとは独立した時空間のタイムカプセルを生成します。そのためにポスパの活動では、活動のための既存のインフラを含め、ときに独自の使用方法を試み、必要であればDIY的に作り直すことも目指しています。

このようなステイトメント ≒ ポエムを単に無力な言葉として捉えるのではなく、また逆に固定化された権力装置として捉えるのでもない。仮固定された現在地として捉え、その運動の先に社会実験としての独立した共同体を構想すること。ポスパはそのような生態系と時空間における、新しい美術の運動体です。

NIL

News

2023年1月1日(日):ポスパ meets プライベイト

2023年の1年間(正確には1~2、7~8月を除く8か月間)、Post Passion Fruits(ポスト・パッション・フルーツ、以下ポスパ)が貸民家プライベイト(以下プライベイト)というスペースの運営を任されることになりました。経緯につきましては、プライベイトの管理人である慈からの説明がありますので、以下をご確認ください。

2023年のプライベイトの運営に関するお知らせ

ポスパが本格的にプライベイトの運営を開始するのは、2023年3月からとなります。基本的にはポスパがプライベイトの家賃を負担する形で、自由に運営していきます。具体的な利用方法としては、日常的なコワーキングスペースやオープンアトリエ/スタジオ的な使用方法に加え、イベント、ワークショップ、講座、展示の開催などを予定しています。

プライベイトは2019年より家(アバター)、オルタナティブ・スペース、コレクティブ、アーティスト/管理人である慈の作品という多面的な性質を併せ持ちながら、それらのどの性質とも一定の距離感を保つというような、絶妙なバランス感覚により運営されてきた場です。

一方で慈によれば、近年プライベイトの知名度が上がるにつれて、「無法地帯の安価な貸民家」としての利用が増えてきたと聞きます。その最も象徴的な出来事として、家に心無い落書きをされるという事件がありました。

このことはあらゆる表現を受け入れたいと願う一方で、家という環境を逆手に取った安易な逸脱行為を美術と考える人間の侵入に戸惑いを覚え、場づくりについて再考するきっかけとなる出来事だったということです。

ポスパの運営では、このようなプライベイトの歴史性と近年の利用に関する問題、プライベイトの名前の由来でもある「私と公の大きな飛躍」というテーマを引き受けます。その上でポスパなりのクローズド性とオープン性(ケアとセキュリティ)の調整、既存の時空間とは独立した生態系からなる活動を実践する場の一つとして、プライベイトを活用していきたいと考えています。

これはポスパがプライベイトを占有するという考え方ではなく、過去にプライベイトにご縁があった方やこれから興味を持っていただける方も含め、何かしらの形で参加や利用が可能なやり方も考えていきたいと思っています。

ポスパの活動、もしくは2023年のプライベイトの運営に興味がある方は、本ウェブサイト下部のJOIN NOWボタンから、ポスパディスコードサーバーにご登録をお願いいたします。おもしろいことを、ご一緒に 、一日でも長く。

2023年1月31日(火):プレスリリース

ポスト・パッション・フルーツ 2023年の活動内容(プライベイト運営)について

アート・コレクティブ「Post Passion Fruits(ポスト・パッション・フルーツ、以下ポスパ)」は、2023年の3~6月と9~12月の8か月間、貸民家プライベイト(以下プライベイト)の運営を一時的に任されることになりましたので、ここにお知らせいたします。

ポスパは、アーティストのNILを中心として、小林毅大・須藤晴彦・マリコムほか数名のメンバーにより2020年に結成されたSF的アート・コレクティブです。故郷とメタバースを拠点とし、共同体についての思考、表現、運動を実践するために作られました。本日までVR上、Discord上、および各メンバーの故郷を中心として活動を継続しています。

プライベイトは、2019年から東京都江東区の大島にて、オルタナティブ・スペースならびに管理人であるアーティスト・慈の作品としても運営されてきました。しかし近年は「無法地帯の安価な貸民家」としての利用が増えてきたために、場づくりについて再考する必要を感じたと慈は言います。

ポスパでは、このような場の性質や経緯、また慈がプライベイトの命名にこめた「私と公の大きな飛躍」というテーマを引き受けながら、ポスパならではの取り組みをプライベイトにて展開していく予定です。今後の具体的な活動につきましては、以下のポスパ公式ウェブサイトにて順次公開して参ります。ぜひご注目ください。

■Post Passion Fruits 公式ウェブサイト
https://postpassionfruits.com

■Post Passion Fruits Discord登録リンク
https://discord.gg/2KRUpdVeTD

■プライベイト「2023年のプライベイトの運営に関するお知らせ」
https://tokyoprivate.theblog.me

■NIL プロフィール
現代美術家/メディア・アーティスト。The State University of New York at Binghamton(ニューヨーク州立大学ビンガムトン校)卒業。Nilverse(ニルバース)/Anrealms(アンレルムズ)/Post Passion Fruits(ポスト・パッション・フルーツ)主宰。ゲンロン批評再生塾(第4期)/新芸術校(第4期、第5期)コレクティブリーダー課程(CL課程)最優秀賞受賞。主な展覧会に「メタバース家族会議」(In Situ、2022年)、「声の棲み家」(プライベイト、2021年)など。著書に『NILOG:融ける身体から思考する身体へ』(ナナルイ、2022年)。

■上記のプレスリリースに関するお問合せ先
Post Passion Fruits 広報担当:マリコム
postpassionfruits@gmail.com

2023年3月14日(火):アーツカウンシル東京 令和4(2022)年度 第4回「スタートアップ助成」採択決定

アーツカウンシル東京 令和4(2022)年度 第4回「スタートアップ助成」におきまして、Post Passion Fruitsの事業が採択されることが決定いたしました。詳細につきましては、以下のPDFに掲載されている内容をご参照ください。

アーツカウンシル東京 令和 4(2022)年度 第 4 回 スタートアップ助成 対象事業決定のお知らせ

Members

EA

小林毅大


千葉県八千代市出身。姉の2つ下。上智大学文学部哲学科中退。ゲンロン新芸術校(第5期)卒業。劇作家。過去上演に『グッドシーズン』(2019年、スタジオ空洞)など。高校時代、中・高校生への政治教育を運営するNPO法人での活動をきっかけに、人間の集団を思考/実践の対象とする共同体論と演劇に興味を持つ。ポスパでは、集団においてムードとは何かという問いのもと活動。現在の関心は本質主義とその反対、拒食と自由、寝具、稽古場、ホームレンジ、悲鳴、なにをみてもなにかを思い出せること、自転車ロードレースなど。

須藤晴彦


埼玉県新座市出身。東京都在住。3児の父。会社員。法人営業/企業間アライアンス。ゲンロン新芸術校(第5期)コレクティブリーダー課程(CL課程)卒業。ポスパでは会計を担当。人の趣味の話を聞くことに喜びを感じる。お互いの趣味の話をしているうちに、何かが生み出される場所や仕組みを作り、無理なく生み出し続けられる環境を守りたい。好きなもの:「サッポロポテト バーベQあじ」、「ピーナッツチョコ」、「とんこつラーメン 博多風龍」、「水曜日のダウンタウン」、「NFL」。憧れているもの:「ラグビー」、「清貧」、「十分な睡眠をとり規則正しい生活をする人」。

マリコム


神奈川県川崎市出身。俳優。14歳から29歳を演劇活動に捧げたが、舞台公演には無いアーカイブ性に惹かれて美術にも興味関心を抱くようになる。その後は美術施設・地域振興系財団等で勤務ののち、現在は美術館/博物館のコレクションアーカイブに関連する仕事に就きつつ、2019年はゲンロン新芸術校(第5期)コレクティブリーダー課程(CL課程)に所属。ポスパでは一貫してオルタナティブな表現活動のアーカイブ化を課題としている。趣味はスキンケア。文筆家つやちゃんとの対談企画「コスメは語りはじめた」をnoteにて連載中。旅行批評誌『LOCUST vol.4 特集:長崎への困難な旅路』にも寄稿。読んでね。

NIL


神奈川県茅ヶ崎市出身。現代美術家/メディア・アーティスト。The State University of New York at Binghamton(ニューヨーク州立大学ビンガムトン校)卒業。Nilverse(ニルバース)/Anrealms(アンレルムズ)/Post Passion Fruits(ポスト・パッション・フルーツ)主宰。ポスパでは企画立案やインフラ構築の役割を担う。没入と失踪により成立する生態系の在り方と、時空間のタイムカプセルの生成に興味がある。主な展覧会に「メタバース家族会議」(In Situ、2022年)、「声の棲み家」(プライベイト、2021年)など。ゲンロン批評再生塾(第4期)/新芸術校(第4期、第5期)コレクティブリーダー課程(CL課程)最優秀賞受賞。著書に『NILOG:融ける身体から思考する身体へ』(ナナルイ、2022年)。

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Coming Soon


Tours

湘南探索ツアー

湘南探索ツアーとは広義の意味での湘南、すなわち相模湾沿岸の13市町を中心に巡るリサーチツアーのことです。湘南とは湘南範囲論争に代表されるように、どこからどこまでが湘南なのかという地理的な定義が、行政や住民間でも一致しない奇妙な場所です。言い換えれば湘南は、場所の固有性と無関係ではないものの、ブランド、イメージ、記号としての地名と物理的な土地の対応関係が一対一対応ではなく、曖昧に混ざり合うことで遊離したイメージや記憶を想起させる場であるということもできるでしょう。仮に故郷の本質が生まれ育った場所とそこに宿る固有の記憶との時間的、空間的に捻じれた関係性や距離により再定義し続けられるものであるとするならば、湘南はメタ故郷的な構造を持つ場であるということもできます。

湘南の風景は海、海岸、砂浜を中心として、日本の首都である東京を背景に意識しており、相模湾の向こうに広がる太平洋は海外の憧憬へと繋がっています。他方で湘南はコンテンツ、地理/歴史、軍事/観光など様々な要素が交錯する舞台でもあります。例えばコンテンツの要素としては、古くは鎌倉文士による文学の流れがあり、そこを土台に現在の煌びやかなイメージへと繋がる、サザンオールスターズ「勝手にシンドバッド」、石原慎太郎『太陽の季節』、井上雄彦『SLAM DUNK』などが挙げられます。地理/歴史の要素としては、大磯の湘南発祥の地碑を始めとし、鎌倉の大仏や切通し、湘南各地に点在する横穴墓群などがあります。他にも軍事/観光の要素としては、記念艦「三笠」や横須賀米軍基地、観光地である江ノ島や愛の南京錠の文化などが有名です。

湘南はNILの生まれ故郷でもあり、湘南探索ツアーは、EAのメンバーとともに湘南の物件探しとイイダコ釣りをしに、探索活動を始めたことが起源となっています。湘南探索ツアーではリサーチ活動の一環として、LiDARを使用した3Dスキャンにより、スナップショット的に断片化した湘南の風景をスキャンしたり、バイノーラル録音で現地の環境音を録音したり、ビデオ通話を通した遠隔参加やお土産3Dスキャンワークショップなども行っています。

※EA:Ecosystem Administrator、エコシステム・アドミニストレータ、生態系管理人の略称。ポスパの運営のコアメンバーのこと。

※お土産3Dスキャンワークショップ:探索ツアー遠隔参加者が気になる物、建物、風景などを、現地参加者が3Dスキャンして、そのデータをお土産として持ち帰るワークショップのこと。

故郷探索ツアー

故郷探索ツアーとは、湘南探索ツアーの派生形として生まれた、故郷当事者の故郷を巡るリサーチツアーのことです。故郷探索ツアーが誕生したきっかけとしては、故郷当事者とその他の同行者では、対象となる故郷に対する記憶、文脈、想い入れなどに差異があり、そもそも知覚や認識する対象が根本的に異なることに気付いたからです。 ただしこのことは、故郷当事者の方がより深く広い射程で故郷を捉えられる、ということを必ずしも意味しません。

故郷当事者はツアーガイドの役割を担いつつ、記憶の中で物語化された故郷を巡りますが、同行者はその記憶や物語を参照しつつ、それらとは無関係な非物語/非文脈的な観点からも土地や場所を巡ることになります。つまり故郷探索ツアーにおいて故郷当事者と同行者は、互いの盲点を相互に補完し合い、当事者と第三者の間を揺らぎながらも、多重な故郷を観光することになります。

このような故郷探索ツアーの性質は、自らの記憶により構成された土着的な物語の中に、本来存在するはずがない別の物語の登場人物が、何の脈絡もなく登場してしまったかのような錯覚を引き起こします。こうした奇妙な体験を実感ベースで例えるならば、記憶の中に存在する特定の世界線 = 故郷αとは別に、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のキャラクターたちが集合する、マルチバースにおける特定の世界線 = 故郷βの存在が示唆されるかのようです。

故郷探索ツアーにおける故郷とは、基本的には出身地のことを指します。しかし、どこからどこまでの範囲を故郷とするか、故郷の中心地はどこか、いつどこに訪問するか(スケジュール作成)などに、各々の考え方と特徴が自然と表れます。故郷探索ツアーの内容としては基本的に湘南探索ツアーと同様のものになりますが、後者は観光地を巡るという側面も強い一方で、前者は必ずしも観光地ではない場所を巡るという特徴があります。ある特定の人物の故郷を探索することは、その人物における自分史の起源を戯曲として集団で上演することでもあり、故郷探索ツアーを通して移動可能な範囲は、集団における流動的な領土の問題として捉え直すこともできるでしょう。

※故郷当事者:対象の故郷を出身地とする人。故郷探索ツアーにおいては、ツアーガイドの役割を担う。

メタバース探索ツアー

メタバース探索ツアーとは、湘南探索ツアーと故郷探索ツアーの発展形として生まれ、各探索ツアーのアーカイブとして制作された、メタバース上のワールドを巡るツアーのことです。具体的には各探索ツアーにおいて撮影した3Dスキャンや録音したバイノーラル音源などの素材を元に、アッサンブラージュとして再構築した3DCGをVRChatのワールドとしてアップロードし、そのアーカイブを舞台として展示/再上演するという内容になります。メタバースは各探索ツアーの活動記録を残すためのアーカイブ手段、もしくは場の一つとして選ばれました。

メタバース探索ツアーの起源まで遡ると、元々はVRChatのワールドとしてPost Passion Fruits(ポスト・パッション・フルーツ、以下ポスパ)の拠点を制作したところから始まりました。ポスパのメタバース拠点は湘南をモデルとした活動拠点の一つとして制作されましたが、そのワールドの内部にポータルを設置する形で各探索ツアーのワールドと接続することで、アーカイブ、展示/再上演の舞台、記憶の再構築としての故郷の領土が立ち現れることになります。メタバース探索ツアーの別の起源としては、VRChatの面白いワールドをEAのメンバーを中心に紹介し合い、探索ツアーを行うVRChat探索ツアーという試みもありました。このようなVRChatを中心とした体験や遊びの精神は、メタバース探索ツアーにも引き継がれています。

回想法、箱庭療法、オープン・ダイアローグ。それぞれ回想法は過去の記憶を、箱庭療法はイメージと遊びを、オープン・ダイアローグは対話と物語を素材とした心理療法のことを指します。仮にメタバース探索ツアーが故郷 = 断片化された記憶の原風景をワールドとして再構築し、対話と遊びを通して物語を組み替える試みであるとするならば、これらの心理療法とも無関係であるとはいえません。ただし我々はメタバース探索ツアーを通して、故郷当事者の治癒や治療を目指すのではありません。我々はあくまで故郷の領土を中心として探索、交流、再構築することで、人間の原点を基盤とした展示/上演の可能性を探求するのです。

※メタバース:3DCG技術によりインターネット上に制作された実質空間のこと。

※アッサンブラージュ:コラージュの立体版のこと。

※VRChat:メタバースプラットフォーム(ソーシャルVRプラットフォーム)の一つ。PCもしくはVRヘッドセットを使用してアバターを操作することで、ゲーム内のワールドを体験することができる。

※ポータル:VRChatのワールドに設置可能な、ワールド間を移動可能なワープ装置のこと。

※EA:Ecosystem Administrator、エコシステム・アドミニストレータ、生態系管理人の略称。ポスパの運営のコアメンバーのこと。

※回想法:過去の記憶や思い出を元に語り合うことで、精神を安定させる心理療法のこと。

※箱庭療法:砂と玩具の入った箱の中で、自由なイメージ表現や遊びを通して行う心理療法のこと。

※オープン・ダイアローグ:二者関係ではないチームによる開かれた対話を繰り返すことで、症状緩和を目指す心理療法のこと。

※故郷当事者:対象の故郷を出身地とする人。故郷探索ツアーにおいては、ツアーガイドの役割を担う。